今日はジョイエス立花です。
今回は当社が取引をしていました優良な金融業者が廃業したことを受けて今の金融業界を考えて見ました。
先週、当社が永年取引をしている金融業者が廃業されるという事でしたので、ご挨拶に行って参りました。
業者名はあえて伏せますが、表立っての広告はしておりませんが不動産担保融資を専業に30年以上営業されて、私が金融業界に入りたての20年前位には色々とご指導、ご鞭撻をいただき、現在でも取引を続けていた信頼できる優良業者でした。
廃業の理由を尋ねると、会社機械のシステム変更に掛かる費用が1億円以上かかる為、現在の金融業界の情勢、将来の金融業界の動向を総合的に勘案し、今後金融業で利益を生んで行くのは厳しい点を考え、その費用は不動産業の方に回すほうが資金投資効率が高いであろうという事で今回の廃業を決めたそうです。
法改正後、廃業される業者は多く、その中には優良な業者も数多く含まれている事であろうと思われます。
優良業者が廃業するという事は一般消費者のお客様の選択肢を狭めて行くことだと思います。
銀行が借入希望をされるお客様のニーズに全て応えられるなら、私共金融業者の存在意義はなく廃業も仕方のない事だと思います。
ただ現在では銀行で希望通りの借入できる方はそう多く無い物と思います。
願わくば法規制強化ではなく業界団体を育て、優良業者が永年営業出来るような環境、悪質な業者は駆逐するような法体系に変わっていけば良いのではないかと思いました。
本日も最後までお読みいただき有難うございました。
11月に入り、街は年末の雰囲気になってきました。
気温の変化も激しくなってきてますので皆様もお体に気をつけお仕事を頑張ってください。