本日は貸金業者数の推移から業者の減少を考えてみます。
金融庁発表の貸金業者の各年度末の推移を見ますと
平成11年3月末に財務局登録と都道府県登録業者を合わせて30,290社が登録されてました。
平成25年3月末に財務局登録と都道府県登録業者を合わせて2,217社が登録されてました。
平成11年3月末の登録者数の中には免許登録だけで営業実体が伴わない業者も含まれているものと思われますが現在では当時の約15分の1に業者数が減っています。
免許の厳格化、総量規制の導入後は減少数に歯止めがかからず右肩下がりに業者は減って行っています。
業者数の減少は借り手であるお客様の選択範囲を狭め多大な不利益を与えていくのではないかと思います。
正規の登録業者で借入が出来ない為、暴利と知りながら闇金に手を出すお客様も増えているのではないかと思います。
私共でも総量規制の法律の為、お断りせざるをえないお客様もいらっしゃいます。
現場サイドとしましては総量規制の法律が緩和されればいいなとはいつも思います。
ただ私共は正規業者として法律を守り少しでも多くのお客様に安心して利用してもらう事が金融業界を少しでも盛り上げて行き業者数の減少の歯止めになるのではないかと思います。
本日は最後までご覧いただき有難うございました。
寒暖差が激しい日が続きますので体調など崩さないようお気をつけください。