012. 協会の監査が無事終了しました
今回はあまり知られてはいない貸金業登録者の業務に対する監査・検査についてお話したいと思います。
まず貸金業免許を受け営業を行っている金融業者は規模の大小はあれ内部監査体制を構築し定期的に法令遵守、反社会的勢力に対する対応、個人情報管理、貸付業務に対する管理等、数十項目に渡り定期的に違反が無いか、適正に営業活動が行われているか内部監査を行っております。
ただ内部的に監査、チェックが行われていても、それがお客様には正しく行われているかわかりづらい物です。
営業活動、法令順守等が適正に行われているかの確認として監督官庁の立ち入り検査があります。
当社の場合には東京都が免許権者である為、東京都の立入検査がほぼ毎年ございます。
立ち入り検査は不定期に行われ貸付残高が多い会社では数日にかけて行われる場合もございます。
立ち入り検査の内容次第では営業停止または免許取り消し処分もございます。
一般的な貸金登録業者は免許権者の立ち入り検査のみですが貸金業協会に加盟している会社は別途協会による書類監査または立ち入り監査をほぼ毎年行います。
監査は貸付が適正に行われてるか、法令順守は守られているか等数十項目に渡る設問に対し数日にかけて回答及び書類提出を行い違反点または改善点が無いかの確認を行います。
上記の中に違反、改善点があれば指摘を受け改善・見直しをして行かなくては行けません。
当社も今年貸金業協会の立入監査が行われましたが特段大きな問題もなく無事監査が修了いたしました。
多くの貸金業者ではこの様に法令遵守の精神をもって業務に取り組んでいます。
当社もこれからも社内管理体制を強化しこれからも法令遵守の精神をもって頑張ってまいります。